7月8日 土曜日より、開廊時間を変更致します。
14:00 - 19:00 火曜日、水曜日 休廊
今後とも、よろしくお願い致します。
EXHIBITION
where are you ? where am i,
彌永 ゆり子 Iyanaga Yuriko
2018 . 3 . 24 sat - 4 . 22 sun
オープニングレセプション 3 . 24 sat 18:30
私が幼少のころ、インターネットには未知の世界への期待や予感があった。
今やそれはいつのまにかどこまでも浸透していて、ここにいながらも、画面を介して、自分の生まれる前の世界や遠く離れた場所のいまを感じることができる。しかしさて、最近の私は、進歩していく技術に喜んだり同調しつつも、いつもなぜかどこかに物足りなさを感じている。次々と現れる新しいものや技術に未知の期待を抱く一方で、小学生のころの低解像度のイメージに抱いたワクワク感が、私の中ではずっと一番生々しく、リアリティのあるものなのかもしれない。
現在、たくさんの情報のなかで、自分はどこにいて、何をみているのだろうか。ここにあるのは絵だろうか、イメージだろうか。動画だろうか。もちろん、いずれとも言えるだろう。今の世界を梳くなからず反映しながら、自分が感じているデジタルの質感や、そのリアリティ、生々しさみたいなものを共有してみたいと思う。
I real - 月の裏側 -
近藤 夕琴 Kondo Yuko
舩戸 彩子 Funato Ayako
2018.3.3 sat - 18 sun
オープニングレセプション 3.3 sat 18:30
風神雷神
冨永奇昂
Tominaga Kikou
2018. 1.20 sat - 2.25 sun
オープニングレセプション 1.20 sat 18:30
象徴的意識
書家の家に生まれ、書の道を行く事は必然であった。表現の為の書・書の為の表現、書を表象と見なすところから出発する。書の芸術言語化、そして「象徴意識」のおいて、書は記号の深さの次元においてみる能記と所記とのこうした垂直の関係は、森の中に無秩序に立つ木のような孤独の関係として現れる。
記号同士はそれぞれの根、つまり所記を通じて関連しない。また、垂直関係は一つの比喩関係として無限微動筆触の段階へと押し上げる。つまり表現の形式「フィルム」が多少ともその内容に類似するものとして姿を現す。何れにしても「象徴的意識」とは本質的にもっぱら所記に関心を寄せるものだ。書が世界言語となることへ。
深淵にて In the abyss
前橋 瞳
Maehashi Hitomi
2017. 12 .2 sat - 24 sun
オープニングレセプション 12 . 2 sat 18:30
自分自身が見ている現実と、写真にうつる現実の溝を埋めた時に生まれてくるもの。
私は少し前から向こう側からの視線を無視できなくなっていた。
時間を切り取った写真に過ぎなかったものが意志を持ち、作品の外でも生きていく。
かつて私だったものが私でなくなっていく。
息をして、視線を合わせてくる。
覗いているのはどちらなのだろうか。
Death spiral
前川 宗睦
Maekawa Munechika
2017.11.4 sat - 26 sun
オープニングレセプション 11.4 sat 18:30
いつも同じ場所を歩いている。
歩き方はいつも同じで、過去の足跡をもう一度踏みしめ、同じ場所をぐるぐる歩いている。
それは自分の尻尾を追いかける犬のように滑稽であるかもしれない。
しかし一方で、地球の周りを回る月のように厳格でもある。
いつも同じ場所を歩いているにもかかわらず、違った場所を歩いているように見える。
それは単に歩く速度がバラバラだからである。
エデンの子供たち
三枝 由季
Saegusa Yuki
2017.9.9 sat - 10.1 sun 1期 アダンの場合
10.7 sat - 22 sun 2期 リリトの場合
イヴァやリリス マリアやガニュメデス パンドラやプロメテウス
バッカスとレオナール 思いを馳せて絵描くは絵空事 始まりの土地とは一体全体何処彼処
始まりの土地から育まれしは 開放と罪と希望とそして 甘美なる物語を担ぎ込んだ者たちよ
(※会期中、作品を二期にわけて展示します。)
spectrum
つづき りょうこ
Tsuzuki Ryoko
2017.7.8 sat - 8.6 sun
7月8日 16:00 ライブペインティング
18:00 オープニングパーティー
私は、作品を作ることを『私自身のモチーフへの印象』と【モチーフ自体が持つイメージ】とを混ぜ合わせ、ろ過する行為であると考えている。これによって他者に、私の中の感覚・感情といった『目に見えないもの』を感覚的にまっすぐ伝える事、また自身の感覚を目に見えるようにすることで他者と感覚を共有することは出来るのではないかと考えて、制作をしている。
私は作品を作るとき、まずドローイングを落書きのように即興的に描き、それをシルクスクリーンで刷っている。シルクスクリーンで刷ると、画面は濃淡や筆跡などの様々な要素が無くなり、平坦なインクの集合体へと変身する。すると同じ線でも軽く、重力を感じさせないような線となる。この行為によって単純化された線は、私の中の漠然とした『目に見えないものに重みはない』というイメージに合い、より私の考えている事をわかりやすく表す。そのため、私の中で『重みのない線を描くこと』は『目に見えないものを描くこと』へと繋がり、必然的にシルクスクリーンという技法を選ぶようになった。
作家ステートメントより引用
紋のかたまり
今村 文・森田 晶子
2017.5.6 sat - 6.18 sun
オープニングレセプション 5月6日 土 18:30
時空の異なる2つの場の領域で2人の芸術「宇宙」、それらの
領域が多世界で構成する個々の構造世界は、特性をランダムに
異なっているが同じ自然法則に従う。
万物は、対立する物から始まる。弁証法的な空間構成のもと
2人の文形の消失点をみる。
ふたつのチューリップ2 今村 文
transister 森田 晶子
PAST